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日本ボールバルブ株式会社

NBV品質

過酷な環境のもとで稼働し続ける、世界品質メタルタッチボールバルブ

NBV品質

世界水準の技術の追求。それがNBVクオリティ。

5/1000mm。800℃。30メガパスカル。高性能の根拠を示す。

たとえば、それらの3つがNBVメタルタッチボールバルブの世界品質を示すキーワードといえるでしょう。
真円度5/1000mmで精密加工されたボール部。同等の精度でボール部を受け止めるシート部と、バルブ全体が精緻な構造でありながら圧倒的なパワーと耐久性を兼ね備えた、NBVのメタルタッチボールバルブ。精密領域の工作精度を誇る金属同士が密着することでシール性を発揮するメタルタッチボールバルブは、~800℃にもおよぶ超高温領域、30メガパスカル(およそ300気圧)という超高圧領域と、過酷な使用環境でこそ本領を発揮。また粉体やペレット、スラリーといった、他形式のバルブでは対応しにくい、ひとクセある搬送物では独壇場ともいえる性能を発揮します。

200℃までの標準用、800℃までの高温用で、応用範囲もワイド。

NBVのメタルタッチボールバルブは、200℃までの標準用と~800℃までの高温用の、主として2タイプに分かれ、その応用範囲は、石油、製鉄、発電、セメント、多結晶シリコン製造、合成樹脂などのケミカル分野、環境関連と多岐にわたります。さらに各分野のテスト設備や新規設備における初動採用、それまでなかった初の使用条件下も数多く経験。標準的な2方弁から、3方、4方、5方、6方、8方、Y字分岐等の特殊多方弁、ジャケット付き、超高温・超高圧用まで、お客様のあらゆるニーズにお応えできるラインナップを誇ります。

NBV品質

真円度5/1000mmの実力。

一般的なボールバルブのテフロン樹脂仕上げとは違い、互いに硬質なメタル素材の場合は、シール性を保つ弾力性が期待できません。そのためボール部の真円度とそれに組み合わされるシート部の加工精度が生命線となってきます。NBVでは、専用研磨機の開発により精密領域ともいえる真円加工を実現。メタル同士が誤差なく密着することで極めて高いシール性を持たせることに成功しています。

金属同士の焼き付き現象の防止と腐食対策。

ボールとシート、ともに金属部品が接触し合うと、「かじり」という焼き付き現象が避けられません。NBVは、接触する金属部分に硬度差を設ける特許技術で、このようなトラブルを未然に防止。製鉄(コークスなどの輸送に強い)や石油精製(石油に含まれる異物に強い)などの分野で安定した性能を発揮しています。また、酸やアルカリ、塩分、ケミカル物質への腐食対策および耐摩耗性については、大学の研究室の協力を得て、金属材料そのものの改良にも積極的に取り組んでおります。

独自の調整機能付きバルブでランニングコストを低減。

NBV製品の特徴のひとつが調整機能付きバルブであることです。この機能により金属製の消耗部品を修理して再利用できますので、バルブ全体におよぶ修理の時期を延ばすことが可能。修理できず短命に終わるバルブが多い中、NBV製品ならランニングコストを大幅に低減することができます。

フルオーダーシステム

多彩なニーズを満たす、世界でただひとつの高性能を。

高温・高圧、特殊搬送物に強いといっても、用途や目的にふさわしいオーバースペックではない適材適所の高性能が求められます。私たちの製品は量産される画一設計とは質の違う、製品単体からの特注生産。搬送物の種類や特性、温度、設計圧力などの必要仕様やご要望をヒヤリングし、個別の用途や稼働環境にこそふさわしい製品を、NBVならではの熟達したハンドメイドで製作。徹底した出荷前検査により、出荷時内部漏れゼロリークを達成しています。

出荷までのプロセス

出荷までのプロセス

トータルサービス

製品についてのご相談を頂いたその時から私たちのサービスははじまります。

サービスも製品性能。それがトータルサプライヤーの自負。

お客様よりのお問い合わせからはじまる、私たちのトータルサービス。NBV製品は、ひとつとして同じもののないフルオーダー&ハンドメイド生産です。お客様が想定される仕様や必要条件を丁寧にヒヤリングするところからスタート。製品ごとに異なる用途・目的に即した高性能を設計製造し、厳格な製品検査を経て間違いなくお届けする。そしてその性能を末永く維持できるよう、きめ細やかなサービスをも提供する。 受注からアフターケアまで一貫して製品を見守ることこそ、トータルサプライヤーの責務だと考えます。

トータルサービス

アフターケア

営業、設計、製造が一体となった、安心のアフターケア。

ボールバルブ、フィーダともに、過酷な環境下で稼働する製品であるからこそ適切なアフターケアは不可欠です。NBVでは、定期的な保守点検はもちろん、予期しないトラブルに対しても代理店を介さないメーカーダイレクト対応で迅速に専門スタッフを派遣。プラント停止にともなう生産性の低下を可能な限り少なくするメンテナンスを心がけております。

銘板によるトレーサビリティを確保。

製品すべてに製造番号を刻印するとともに、機器それぞれに銘板を取り付けてトレーサビリティを確保しています。これによりメンテナンス時などでは製品個別の設計図と即座に対照して整備できるなど、素早い対処を可能としています。 ケースによっては25年以上も前にお届けした製品のメンテナンスを承ることがあり、その驚くべき耐久性を生み出した当時のクラフトマンシップに感慨すら覚えるほどです。NBV製品に量産パーツなどは存在せず、部品保有期間を過ぎたから直せないということがありません。格段に進歩した現在の技術でリペアを終え、新品に匹敵する性能を回復した製品をお返しするとき、私たちは専門メーカーの誇りを感じます。

アフターケア